読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

インドネシア田舎暮らし日記

結局、黄金バットはどこから来るのでしょうか。

インドネシア版伊賀越え

伊賀越えといえば、本能寺の変が起こった際に、大阪にいた徳川家康が、謀反を起こした明智光秀や落武者狩りとの遭遇を避けるために、
険しいルートである伊賀国を越えて地元である三河まで逃げ切ったという話。

今やっている大河ドラマ真田丸でも伊賀越えがコミカルに表現されてて笑った。
だいたい押し通ってたし。

さて昨日の記事でも書いたとおり、昨日は雨がすごかった。
hujan derasでした。スペル自信ないけど、大雨。
移動も雨の渋滞を考慮して、少し早めに出発。

途中までは、雨の影響はあるものの、それでも大きな問題はなく、順調にいってた。

ところが30分くらい走ったところが、運転手が『うぉい!』って感じの表情で自分の額をパチンと叩いた。
渋滞。
結局、原因はわからんかったけど、おそらくは事故渋滞。
先頭が見えないレベル。まあジャカルタに住んでる人には、『あ?そんなん普通やろ』って言われるだろうけど、ここでは珍しいのだ。
俺は、余裕持って出てきたから、『まあ、しゃあないなー(´・ω・`)』って思ってた。

しかし、ここで運転手が伊賀越えを炸裂させるのだ。

渋滞を少し進んだところに、折り返しできる場所があった。
案の定、そこには誘導するおっちゃん2人。
まあ、これは渋滞関係なしにインドネシアではよく見る光景。
おっちゃんが誘導してくれて、スムーズにUターンできるってやつ。
なので、特に何も思わず、『ああ、渋滞だし稼ぎ時やな』とか思ってた。

一方、渋滞は左車線の方がなんとなく進み方がいい。
こっちは右車線、なので車線変更してくんねーかなーとか思ってた俺。
ところが運転手は、車を右に寄せはじめたので、折り返すつもりらしい。
俺は『戻って違う道かー。どこまで戻るんやろ?』とか思ったけど、とりあえず黙って見てた。
トラブルが発生したときは、プロに任せるのが1番ええのだ。

そんなこんなで折り返しに成功。しかし、わりと1本道なので、そうとう戻ることになるのではないか……
そんな風に思っていた、そのとき!
折り返して少し走ったところに、今度は若いにいちゃんが1人。
畦道のような道へ誘導している。
そう、つまり普通車しか抜けられない抜け道を教えてくれているのだ。
運転手は、そのにいちゃんにもチップ渡してガシガシと進んでいく。
また、しばらく進んでいくと、さらに道誘導係が!

そうこうしているうちに走っていた道の渋滞を抜けた場所に出て、見事に目的地へと到着した。
いつもよりは少し時間がかかったが、あの渋滞を正攻法で進んでいたら、果たしてどうなっていたか。

これぞ、まさにインドネシア版伊賀越え!!
あえて険しい道を進み、その先々に味方が待っていて、『殿!ここからの案内は、この私めが!』みたいな感じだった。


もちろん彼らにしてみればチップを稼ぐのが目的なんだけど、それでもなんていうかすげえ話やないかと思った。

まさに地の利を生かした渋滞脱出劇だった。
日本ではカーナビがかなり進化しているが、知らない街などを走っていて渋滞に巻き込まれたときに、裏道を攻めるのは、そうとう勇気がいるのではないか。
そんなときに誘導係が現れて、サッと抜け道を教えてくれたら、それって素晴らしいよね。
まあ日本では無理だろう。

折り返し地点にいるおっちゃんとか、レストランの駐車場にいるおっちゃんとか、たまに『いや、お前おらんでも、車全然走ってきてないから問題ねーよ!ええー、それでもチップ〜o(`ω´ )o』
とか思うことが、よくあるわけですが、今回みたいに大活躍することもあるから、いてくれないと困るわけやな。

このあとは、少し買い物したりしてくる予定(`・ω・´)b